インタビュー

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まずはお仕事やスポーツを楽にできるように、できるだけ早く痛みを取ることを心がけています。

私自身、椎間板ヘルニアにかかって好きなスポーツができなくなったことがあります。その悔しさを知っているからこそ、患者さまの立場に立った診療ができると考えています。

診察では、まずできるだけ早く痛みを取り、再発予防のアドバイスも行っています。

医師を目指されたきっかけを教えてください。

人を治したかったからです。例えば大工さんは家を造りたくて大工さんになりますよね。
それと同じように、私は高校在学中から人を治したいと思い医師を目指していました。

なぜ整形外科の道を選択されたのでしょうか?

「スポーツ障害を治してあげたい」これが整形外科を選択した理由です。
私はもともとスポーツが好きで、大学時代にはスキーと柔道をやっていたのですが、
腰の椎間板ヘルニアを患い、整形外科の先生からスポーツを禁止された経験があります。悔しかったです。

私自身がそういう悔しい思いをしたからこそ、いまこうして患者さまの立場に立って診療することができていると思います。

日々の診察でこだわりがございましたらお聞かせください。

まずはつらい痛みを取ってあげるようにしています。痛みを取るためには痛みの原因を見つけなければなりません。
来院された患者さまは、とにかく痛みを取ってほしいと思っているはずですから、しっかりと痛みの原因を見つけ、まずは痛みを取る治療をすみやかに行うようにしています。

痛みの原因を突き止めるために、必要に応じて、レントゲン、エコー(超音波)検査、血液検査、MRIやCTなどの検査を行います。ただ、ほとんどの場合はレントゲン検査とエコーで原因を突き止めることが可能です。

予防の指導にも力をいれているそうですね。

歩き方や姿勢、運動、筋力トレーニングのやり方など、まずは必要なことをアドバイスして、
当院に来て良かったと思っていただけるようにしています。

設備面でのこだわりはございますか?

明るく広い、清潔感のある空間にこだわっています。院内がきれいで清潔でないと患者さまも気持ちよくないですから。
院内だけでなく駐車場もきれいに保つように心がけています。
こういった細部に気を配る気持ちは、診察にもあらわれると思っています。

この地で開業された経緯をお聞かせください。

安曇野の自然が気に入り、ここ安曇野市穂高に開院させていただきました。この地域は農業にたずさわる方が多く、腰やひざの痛みに悩んでいる方も少なくありません。

特に農繁期には、痛みを取ってほしいと来院される方が多くなります。こういった悩みを抱える地域の方々に貢献したいという気持ちで、20年以上診療して参りました。

印象に残っている患者さまとのエピソードがあればお聞かせください。

20代の女性で関節リウマチを患い受診された方がいらっしゃいました。この患者さまは、薬を飲んでもなかなか良くならず、歩行が困難になっていました。 そこで、当院で生物学的製剤による治療を行ったところ、症状が劇的に良くなり、後遺症もなく元の仕事に復帰できました。

こういった新しい治療法が使えるようになり、昔は治療が難しかったリウマチが、今は治療可能な病気になりました。